2015年のレディース春服のトレンドは?
2015年のレディース春ファッションは、どんな柄やアイテムが流行っていたの?
海外のコレクションや、ファッション雑誌から、2015年にトレンドだったアイテムをまとめています。
ギンガムチェック 2015春ファッション流行柄
ここ数年の春夏ファッションでは、わりと太めのストライプ柄やボーダー柄、ギンガムチェック柄が流行ったりしてましたよね〜。
中でも、ギンガムチェックは、今年もトレンド継続中で、海外ブランドの春夏コレクションでも、
- ミラノではBOTTEGA VENETAが…
- ニューヨークではALTUZZARRAが…
- パリではツモリチサトが…
- ロンドンではアシシュが…
それぞれ、ギンガムチェック柄のアイテムを登場させてました。
ボッテガヴェネタのギンガムチェックドレス
出典:fashion-press.net
アルチュザラのギンガムチェック
出典:VOGUE.co.jp
ツモリチサトのギンガムチェック
出典:wwdjapan.com
ファステンバーグのギンガムチェック
出典:elle.co.jp
ボッテガ・ヴェネタの全身ギンガムチェック柄のドレスは印象的ですね〜。
パリ出身のデザイナー、アルチュザラも、全身ギンガムチェックのスーツスタイルを投入して来ています。
去年のギンガムチェック柄は、パステルカラーのカラフルなものが多かったから、それに比べると、少し、今年は、落ち着いたのかな…って思ったら、そうでもありませんでした。
斬新で面白いプリント柄で楽しませてくれるロンドンのコレクションでは、プリントマスターとでも言うべきブランド「アシシュ」が、スパンコールみたいに光るギンガムチェック柄を披露。
アシシュお得意のレインボーカラーから始まって、赤(レッド)系、紫(パープル)系、緑(グリーン)系、黄色(イエロー)系から、定番の黒と白のギンガムチェックまで…次々とユニークな柄を登場させてました。
これを着るのは大変だけど、バッグとかの小物で、こんな柄があるなら、ちょっと取り入れてみたいような気もしますね。
とは言え、やっぱり、定番っぽい雰囲気のギンガムチェック柄が、いちばん取り入れやすいかなぁ。
60年代〜70年代風のレトロでシックなスタイルも、継続して流行っているので、ギンガムチェックを使ったクラシカルなコーデを組むのもいいですよね。
「単純なギンガムチェック柄だとキュート過ぎて」
…っていう場合には、ベースの色をブラックじゃなくて、ネイビーやベージュにしてみたり、チェックの大きさを変えてみたりすることによって、20代後半〜30代向けの大人っぽいコーデにすることが出来ます。
また、同じブラウスやワンピースでも、タックが入ったり、シャーリングが入ったりして、素材に立体感があると、大人っぽい雰囲気になるので、かわいすぎるのが気になる場合は、そんな風に、縫製やデザインに工夫があるものを探してみるのもおすすめです。
ショート丈トップス(クロップトトップス)
ショート丈トップスは、昨年の春から流行っていたけれど、2015年の春夏は、ヘソ上丈のクロップトトップスがさらに進化して、そのバリエーションも増えています。
ベスト、シャツ、オフショルダーはもちろんのこと、カーデやジャケットタイプにまで、おヘソより上の短い丈のものが登場!
カーディガンやシャツでは「前しばり」デザインのものも出て来てるので、昨年からの「プロデューサー巻き」に引き続き、70年〜80年代のレトロスタイルが、また一つ復活するかもしれませんね。
昔のシャツは、しばることによって丈が短い感じになってましたが、今年のシャツは、最初っから丈が短いのがポイントです。
そして、このショート丈トップスと歩調を合わせるように、バリエーションを増やしてるのがハイウエストのボトムです。
ショート丈にして、ハイウエストのデニムやショーパン、スカートなんかを合わせると、ウエスト位置が高くなるから、スタイルが良くみえるんですよね〜。
「ViVi3月号」でも、クロップドトップス×ハイウエストの組み合わせは「鉄板コーデ」ってことで特集されてました。
「ショート丈は気になるけれど、肌見せはちょっとねぇ…」って言う場合には、ハイウエストアイテムに高さのあるものを選ぶと、肌は、ほとんど見えなくなります。
少し面倒だけれど、トップスとボトムのバランスを見つつ、アイテムを増やしていくのがいいかもしれませんね。
ぴったりハマると、本当にスタイルが良く見えます。
花柄やボタニカル柄の今年のトレンドは?
花柄やボタニカル柄も、春ファッションでは、必ず話題になる柄ですが、これも、やっぱり、その年、その年によって、微妙にトレンドが違いますよね。
今年の花柄やボタニカル柄は、どんなのがトレンドになってるのでしょうか?
2014年のブランドの春夏コレクションを見てみると、例えば、Dior(ディオール)のように、色使いが濃い目で艶やかな感じのボタニカル柄を投入して来るブランドが多くなっています。
花の大きさも、小花柄と言うより大判で、葉や枝までプリントに落とし込まれています。
snidel(スナイデル)、dazzllin(ダズリン)、COCODEAL(ココディール)など国内ブランドの新作を見てみても、大きめの花柄が多いですもんね。
例年に比べると、色も濃い目が多いですね。
明るい色の花柄も、もちろんあるんですが、水彩画のようなタッチだったり、パステルカラーのオーガンジーの上にプリントされた花柄だったり、ひと工夫されているのが、今年のポイントです。
トレンドの合わせ技ってことで、面白いところを紹介すると、例えば、LIZ LISA(リズリサ)なんかは、流行りのギンガムチェックと花柄を混ぜたような、ミルキーカラーのチュニックやスカパンなんかを投入して来ています。
しかも、セットアップで着れるようになってるので、まさに、今年のトレンドてんこ盛りって感じですね(^o^)
LIZ LISAは、20代、30代になって来ると、なかなか着れないデザインが多いけれど、旬をどんどん取り入れてくるので、今年のトレンドをチェックしたりするのにも、とてもいいブランドです。
10代に人気なだけに、さすがにボタニカル柄は、あんまりないですけどね。
今年っぽい、艶やかなボタニカル柄だと、AULA AILA(アウラ アイラ)、COCODEAL(ココディール)、moussy(マウジー)などのブランドが、サロペットやドレス、ワンピなどを投入して来てるので、気になる人は、そちらの方も見てみて下さいね。
大人ポップなバービーみたいな服が登場!
リアルクローズにどれだけ入って来るかわからないけれど、2015年のミラノの春夏コレクションで、話題になってたのが、モスキーノの大人ポップなバービー人形スタイルです。
蛍光っぽいピンク、ブルー、グリーン、原色に近い黄色などなど…カラフルで派手な色使いに、ポップで楽しい柄が踊ります。ヽ(^o^)丿
去年の秋冬では、マクドナルドっぽいデザインを展開してみたり、モスキーノは、いつも楽しませてくれますよね〜。
今年は何と、リアルバービー人形スタイル!
ショー途中では、アメリカの西海岸にでもいそうなブラトップとホットパンツ女子が、ローラースケートを履いて、ランウェイに登場したりしてました(^o^)
60年代〜70年代風のレトロ回帰も流行ってるし、こんな大人ポップな、ちょっとハズし系路線も「アリ」だな…って気づかせてくれるコレクションでした。
全身のコーデを真似しなくても、バッグとか、アクセサリーとか、小物だけ、ちょっと遊び心のあるPOPな柄物にしてみる…っていう手もありますもんね。
自分が単純に「かわいい」「楽しい」「おもしろい」って思うものを、身につけていくのって、ファッションの原点なんだよなぁ…って思わせてくれるプレタポルテでした。